国際1面


「東南ア、経済成長に陰り
 中国向け輸出減 4~6月
 タイ、4年9ヵ月ぶり低水準」

 東南アジア好きとしては心配なニュースです。
「2019年4月~6月期の実質国内総生産伸び率は、タイやシンガポールが輸出の減少で落ち込む一方、中国からの生産移転がいち早く進むベトナムは高成長を維持した」

 記事中の表を見ると一目瞭然です。
 成長率はタイとシンガポールの2国が急激に落ち込んでいます。ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシアはそうでもありません。

 タイは「保護主義の高まりと世界的な経済減速で輸出が減少している」、シンガポールは「半導体市場の原則に伴い、集積回路やディスクの輸出」の減少からです。
 反面ベトナムは「中国に代わる輸出拠点」として、インドネシアは「内需が占める割合が大きいため」など理由はありますが、この先の景気減速は東南アジア各国へ影響を及ぼします。

 もちろん金利引き下げの動きが続きます。
 しかし心配なのは、新興国で金利を引き下げると通貨安を生み、外国からの輸入品が高くなって国民の生活を苦しめることになります。

 今は外貨準備高を増やしているので大丈夫だとは思いますが、かってタイから発生したアジア通貨危機のことがどうしても頭によぎってしまうのです。


                       
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