国際2面

「利下げ決断、割れたFRB
    9月追加緩和 焦点
    市場・政権が包囲網
    IMF、通貨安競争 懸念」

   FRBの高官がこう語ったそうです。「米経済の先行き不安は金融政策ではなく貿易政策の問題」
    まさにその通りだと思います。しかし貿易政策を主導するトランプ大統領が「連日のようにFRBに利下げを要求する。19日には短期的に少なくとも1%の利下げが必要だと主張」しています。
    異常だと思います。大国アメリカの大統領が利下げを声高に要求する。いびつです。

    アメリカだけの問題ではなく、世界各国に影響を及ぼします。
    IMFはブログで警告しました。「自国通貨安を誘導しても貿易収支の改善効果は限られる一方、国際金融システムの秩序に悪影響を及ぼすとして、各国に自制を促した」

    トランプ大統領は利下げでドル高が解消されると主張しています。しかしIMFは「持続的な貿易収支の改善をもたらすほど自国通貨が切り下がるという見方を過度に信じるべきではない」としています。

    それもあり、FRBの中でも利下げ反対者がいたようです。「経済が好調なのに緩和すれば金融にリスクが生じる」
    実にまっとうな意見だと思います。危うさを秘めた利下げは9月に実施される見通しです。
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