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 読売新聞の社会面で興味深い記事を見つけたのでご紹介します。
「タクシー運転手 若者離れ
 平均60歳 低収入で敬遠」

 「タクシーの男性運転手の平均年齢が初めて60歳を超えた」「低収入で若年層が集まらないことが原因の一つだ」

 ちなみに「2位は施設警備員(59.6歳)」「3位は大学学教授(57.3歳)」「4位自家用乗用自動車運転手(会社役員などの運転手)(56.9歳)」「5位用務員(55.6歳)」となっています。用務員さんよりもタクシー運転手の方が平均年齢が5歳近くも上です。

 そういえば、最近乗ったタクシーも運転手さんは高齢の方でした。
 気になる「低収入」ですが、ネットで調べてみました。

 全国ハイヤー・タクシー連合会では29年の平均年収は333万円、月に直すと27万円、としています。
 もともと基本給が安く、歩合制の会社が多いからでしょうか。個人差があるようですが、決して高収入とは言えない年収です。
 「ある県のタクシー協会幹部は」「子育て世代がこの年収で家計を支えるのは厳しいと話す」ことからも伺い知れます。
 日本の平均年収は441万円と言われていますから、100万円低い訳です。
 
 ただこれからの高齢社会を考えるとタクシーは必需。マンションからもタクシーで病院へ行かれる老夫婦の姿を見ることがあります。かって単身赴任をしていた地方都市では、お年寄りが買い物へスーパーへ行く時には市が補助を出していました。車の運転ができない高齢者が買い物難民にならないための施策でした。

 今まで乗車した経験からすると、女性にも向く職業だと思いました。男では気が付かない微妙なことにも気を配ってくれる女性の運転手さんが多いと感じています。入院した人の見舞いに行った時に「A棟は内臓や心臓、B棟は外科、C棟は他の病気で入院されている方が多いのですが、何処に着けましょうか?」ときめ細かに聴いてくれたのも女性運転手さんでした。
 その時は「えーとっ」と考えたら「A棟ですね!」と軽やかに発車されましたが、とても良い気持でした。
                                                                           
 自分が仲間入りしたせいもありますが、タクシー運転手さんの平均年齢が60歳を超えた記事は、なかなかインパクトがありました。
              
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