総合3面

「高所得者とは誰のことか」

 日経新聞にしては楽しいコラムです。執筆者は編集委員の大石格さん。「風見鶏」からです。

 大石格さんは来年定年を迎えられるよう。親近感を覚えますが、それより非常に正直な文章でした。
 特別定額給付金、10万円の申請についてです。「私事になるが、あれやこれや思い悩み、申請しないことにした」
 「定年間近なので、老後を考えれば、カネがあるに越したことはない。来年だったならば、大手を振って申請しただろう」

 しかし大石さんは申請しませんでした。
 「一律支給ではなく、所得制限を設けるべきだとの論陣を張った手前、そのくせおまえはもらうのかよ、などと悪意ある書き込みをSNSにされたら嫌だなというのが本音である」
 有言実行、本当は欲しいけれど、言った以上貰うわけには行かないと粋です。定年が近かったら少しでもお金が必要なはず。やせ我慢かも知れませんが、立派です。

 コラムはこの後、高所得者とは年収いくら以上か、という過去の論議が紹介され、結局うやむやになっていることが分かります。
 年収600万から700万円でサラリーマン生涯を終える身としては、あまり興味がありません。年収500万円くらいでも、今のご時世貰っている方です。中小企業の我が社で年収500万円以上は課長・部長クラス。一般社員は残業をしても500万円いきません。

 高所得とは無縁な人生ではありますが、年収1000万円も貰うにはそれなりの苦労もあるはず。まあこんなところで良いか、と思う次第です。
 私は早々と10万円の申請を済ませました。頂けるなら貰っておこう、というスタンスです。ちなみに、アベノマスクも昨日ポストに入りました。こちらは小さめという事で、妻に使って貰います。
 


      
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