総合2面

「金利上昇、緩和マネー転機
 全資産膨張崩れる
 景気回復期待、成長株は下落」

 金利上昇の影響がここまで及ぶとは、改めて金利の重要性を再認識しました。
 下落したのは株式ばかりではありません。
 「低い配当利回りの株、金利のつかない金やピットコインを買う理由が揺らぎ始めた」「特に実質金利との連動性が高い金では26日、ニューヨーク金先物市場で一時20年6月以来となる安値を付けた」

 金が金利上昇で値が下がるのは分かります。金は金利がつきませんから、金利がつく資産へお金は向かいます。しかし、ハイテク株などグロース成長株がなぜ金利上昇で大きく株価が下がるのか。

 「将来の収益を現在の価値に見直して理論株価を算定する際に金利を使う。金利が上昇すると、将来の将来の収益の割戻しが大きくなり、現在における価値が目減りする」
 現在の金利が企業の未来に影響を及ぼす、という訳です。ですので「成長期待から買われてきた半導体関連株の下落が目立った」ことに。
 逆に景気回復を見込んで銅や原油は価格が騰がっています。

 さてこの先はどうなるのでしょうか?
 「市場では今後、中央銀行が金利上昇を抑え込みにに動くかに注目が集まっている。量的金融緩和の強化など、米連邦準備理事会(FRB)には長期金利の上昇を抑える手段も残されている」
 今のところFRBは金利上昇を容認しているよう。これに相まってアメリカでは巨額の経済対策が可決されました。経済格差の是正、という名目がありますが、200兆円に及ぶ経済対策が功を奏するのかは未知数ではあります。


      
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